令和５年８月１９日。音あそびフェスを開催いたしました。
先日ウクレレ広場の折に、音あそび週間に楽器を経験した子どもたちが、子どもバンドをやりたい！と言って来てくれました。ついに音あそびから子どもたちの意思でバンドが生まれました！ドラムとウクレレの子どもたちと、サポートにピアノとベース、それにパーカッションが加わって、２曲披露することが出来たのです。なかなかみんな集まっての練習が出来ず、当日別の用事で来られなくなってしまった子もいて、ちゃんとみなさんに披露出来るかどうか心配でしたが、今までで最高の演奏を披露してくれました。新しい歴史の1ページを記してくれました！
このステージは、荏原建設さんのご厚意で、子どもたちのためならと無償で作ってくださったものです。暑い中、本当にありがとうございました！
私が子どもの頃からお世話になっている方々で、いつも手伝いと称して邪魔をしていたのですが、いろいろなことを教えていただきましたし、やらせてもらいました。私が自分で単管を組んでヤグラを作ったり、ダンプ運転して建材屋さんに砂を買いに行って園庭整備をしたりということができるのは、すべて荏原さんたちのおかげなんです……。
事務長秘蔵？のドラムセットを並べ、
マイクやモニター、そして・・・。
私の渾身の？PAシステムをセット・・・。
そして園庭には
運動会のテントを張って、パイプ椅子を出して…。
数日前から、「準備してるなら手伝いに行くよ！」と来てくださった方と一緒に少しずつ準備を進め、何とか本番に間に合いました！
お金出してイベント屋さんに頼めば、もっと綺麗に格好良く快適な会場作ってくれるのかも知れませんが、すべて手作りで開催することに園でおこなう意味があると思っています。
今年は、なんと11のグループが出演してくれました！
写真を撮ることが出来ず、すべてをご紹介出来ないのが残念ですが…。（どなたか写真をお持ちでしたら、お送りいただけませんか？）
ウクレレ隊は今回3人でのご出演！
私がウクレレ始めるきっかけになった方たち……。
なかなか追いつけません……。
えんちょーずは、横浜市幼稚園協会港北支部の園長先生たち。写真は私の強引なウクレレプレゼント作戦で無理矢理ウクレレ弾く羽目になったの図……。いつもぶっつけ本番ですいません……。今気が付きましたが、協会の教育研究部長に支部の研究部長に・・・。あっ全員研究部所属だ・・・。私は元研究部員・・・。
幼稚園協会の副会長も観に来てくれてました。副会長！お忙しい中ありがとうございました！
今年は多機能型事業所i.care（あいけあ）さんが、スタッフさんと利用者さんとで来てくれました。様々なパフォーマンスや知恵さん天野さんと一緒にハンドベルやグラスハープの披露をしてくださいました！
i.care副理事長の安西先生は、いつもウクレレ広場に顔を出してくださる方なのですが、外でのコンサートや花火などは彼らにとって初めての経験で、みんなキラキラした目で参加してました！なかなかこんな会に参加出来る機会がなくありがたいっておっしゃってました。いつも車椅子の利用者さんが、座りたくない！とずっと頑張って立って観ていてくれました。何度もお会いしていますが、こんな嬉しそうにしてくれているのは見たことありません！楽しんでいただけて嬉しいです・・・。って安西先生写ってない・・・。
トリは、もう当園の音あそびライブではお馴染みの西村知恵さん。知恵さんは、先日音あそびライブに来てくださった時の子どもたちの様子を観て、是非！と園の子どもたち全員にご自身のCDをプレゼントしてくださいました……。CD130枚……。この場を借りて御礼申し上げます！
今年はギタリストの天野 丘さんと津乗 杏さんと来てくださいました。杏さんは、なんと小学校6年生！（写真無くてごめんなさい）お世辞でも何でもなく、紛れもなくギタリストとして素晴らしい演奏！後日知恵さんに聞いたら、前日泣き出してしまうくらい緊張されていたそうなんです。もし、思ったようなパフォーマンスが出来なかったら、師匠の天野さんの顔に泥を塗ることになってしまう。そんなことは絶対出来ない！と。何という責任感！これぞ職人魂です！素晴らしい・・・。だからあんなに素敵な演奏が出来るんですね。でも終わったら、楽しかった〜って言ってくれていたそうです。良かった……。また是非来てくださいね…。
知恵さんの安定の素晴らしい歌声と、天野さんの優しいギターの調べが暗くなってきた園に響きます……。
今年も最後はあの曲をみんなで歌いました！
感動のエンディングでした。みんなで一つになれる……。音楽の醍醐味ですよね。
そして最後には西横浜ひかりのくにさんから花火のプレゼントもありました！いつも本格的な花火をありがとうございます！この花火が見たくて集まった方も多いかも知れませんね。
今年も音楽の一日が無事に終わります。
私と事務長とでできる範囲でと始めた音あそび。出来る範囲のつもりが、あれも出来るこれも出来るとずいぶん規模が大きくなってしまいました。西村知恵さんからも「個人で出来る範囲を超えてる！」と言われます。でも、楽しいと思うことを精いっぱいやった結果が「音あそびフェス」です。大人も子どもも、プロもアマチュアもみんな一緒に楽しめることを目標に、そしてこの経験が心豊かな人生の支えとなるように、作って来ました。いろいろな方の優しさに触れられたフェスになりました。ご協力いただけました皆さま、本当にありがとうございました！
ただ、思うことあって今後のフェスの開催は一度白紙にして、もう一度開催方法を考えたいと思います。
翌日、片付けに園に来ましたら……。
実はフェスに早くから来てくれた子どもたちに、石垣に落書きしていいよ！とチョークを渡していたのですが・・・。
「こうみょう ありがと」って書いてあるんです！
「落書きしていいよ！」と渡されたチョークで、「ありがと」と書く子・・・。こんな美しい感性が育まれていることに感謝です・・・。こんな子たちに囲まれていられるのは幸せです・・・。救われた気がします・・・。
こちらこそ、みんなありがとう！
