光明幼稚園のブログ

港北区高田西にある光明幼稚園の風景

園バスの運転・・・

 今年度に入り、毎日園バスの運転をしています。代わりの方が見つかるまでのつもりでしたが、かれこれ一年に。月・水・金の帰りの便だけ運転していただける方は見つかりましたが、それ以外は相変わらず園長が運転しています。最近園バスにかかわり痛ましい事故が相次ぐ中、気を引き締めながら毎日ハンドルを握っています。

 登園・降園で、一日3時間。その間、園の方は副園長と事務長に任せてバスの運転をしていますが、緊急の判断を言うするような出来事があると、バスに連絡が入り、添乗の先生を通じて対応してもらうのですが、園長が園にいればすぐに対応できることですから、やはり早く運転してくださる方が見つからないかな・・・と思っています。

 

 運転していて思うことがあります・・・。

 

 園バスには、多くの子どもたちが乗っています。楽しくおしゃべりしたり、ゲームをしたり。時には喧嘩をしたり、帰りたいと泣いてしまったり、バスの中ではいろいろなことが起きています。その一つ一つに添乗の先生が丁寧に対応してくれています。この子たちを安全に送り届けるために、丁寧な運転をするわけですが、車の挙動をできる限り少なくするために、ハンドルの切り始め切り終わりは最新の注意でゆっくり徐々に。重心の高いバスがグラリとロールすることの無いように。路面の凸凹を避けるラインどりを行い、マンホールもタイヤで踏まないように極力避けます。ブレーキも踏み始め踏み終わりをデリケートに行い、カックンブレーキにならないように気を付け、段差もショックが少なくなるようにブレーキで荷重変化をできる範囲でコントロールしながら運転してます。一時停止もゆっくりにしか動き出せないため、中々出ることができません。

 このような運転をしていると、モタモタ運転しているようにしか見えないらしく、強引な割込み、幅寄せ、執拗なクラクションなどを受けることもあります。なるべく邪魔にならないように気を付けているつもりですが・・・。もちろん、そんな方ばかりでなく、道を譲っていただいたり、手を振っていただいたり、園バスの運転をしているからこそのコミュニケーションができたりするのですが、安全を最大限重視しつつ、渋滞や道路工事など運行状況が変わる中で、なるべく定時運行させようと神経をすり減らしている中でのマイナスな出来事は、精神的に厳しいですね。車好きを自認してきましたから特に・・・。25年くらい前にも園バスの運転をしていましたが、そのころよりもストレスを感じるように思います。自分が年取っただけでしょうか?

 路上でバスを見かけたら、優しくしてやってください。どんなバスでも、たくさんの命をのせて神経すり減らしながら運転されていると思いますから。